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更新日:2020年11月9日
No.123/2020.11
利用者各位
向寒の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第123号をお届けします。
第121号、第122号とオープンアクセス(OA)出版社に対しての注意喚起をいたしましたが、今回は優良OA出版社のご紹介です。
MDPI(=Multidisciplinary Digital Publishing Institute)(外部サイトへリンク)は、一定基準を満たしたOA誌を掲載しているDOAJ(=Directory of Open Access Journals)(外部サイトへリンク)にも登録されており、インパクトファクターを持つジャーナルをいくつも出版している信頼できるスイスの出版社です。査読体制も整備されていて、投稿料(APC)が明瞭に設定されています。
このたび、MDPIが大学などの学術機関向けに提供している無料サービスIOAP(=Institutional Open Access Program)(外部サイトへリンク)に参加登録いたしました。
これにより、MDPI発行誌への本学所属の著者APCが10%割引となります。
NatureやElsevierなど毎年購読料が上がる購読ジャーナルに対して、年々オープンアクセス論文の割合が増えています。これを機にOA誌への投稿を検討してみてはいかがでしょうか?
当館ではさまざまなオンラインリソースを契約していますが、それらの使用法については、各ベンダーから提供されているマニュアルをご覧いただいています。各ベンダーではマニュアルのほかに、オンライン上でリアルタイムで利用法を説明するセミナーを定期的に開催しています。
コロナ禍のためにWeb会議や動画配信が身近になっていますので、オンラインリソースに関するオンラインセミナー(ウェビナー)のスケジュールをご紹介するページを設けました。データベースやツールなどのほかに、研究論文の書き方など研究者向けのセミナーも紹介していきたいと思います。
ウェビナーの追加情報は当館トップページのお知らせ欄に載せていきますので、興味を持たれた方はぜひチェックしてください。
今年の春頃から、新型コロナウイルス感染症の影響により自宅学習あるいは在宅勤務されている本学の学生および教職員に向けて、本学で契約している論文情報検索データベース『医中誌Web』を医学中央雑誌刊行会様のご厚意で一時的にリモートアクセス可能になるようご対応いただいておりました。本学の対面授業の再開により、臨時のリモートサービスは10月末で終了となりました。この度はご配慮とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
尚、本学で契約している電子リソースのうち、以前からリモートアクセスに対応しているものは引き続きご自宅からアクセス可能です。どうぞご活用ください。
(※一部学内ネットワークからの利用登録が必要になります。詳しくは図書館トップ>オンラインリソース>各出版社サイト、研究・学習支援ツール、EBM実践支援ツールをご覧ください。)
<今後もリモートアクセスが可能な電子リソース>
利用者の皆さまには、引き続き様々な利用制限でご不便をおかけしておりますが、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
図書館で所蔵している資料を使って何か授業の課題ができたらいいのに・・・と考えたことありませんか?
そんな時はぜひ、図書館までご相談ください!
これまでにも様々な分野の先生方に、図書館で所蔵している資料やDVD、契約中の電子リソースを授業や課題でご活用いただいております。
課題の提出期間中は特定の資料をカウンターに取り置いておき、学生の皆さまにご利用いただきやすい運用を考えることもできます。また、電子ブックはリモートでの利用も可能なので、貸出手続き無しで多くの方にご利用いただけます。(但し、同時アクセス数は1台限りのため同時利用はできません。)Wolters Kluwer社が提供する3D人体解剖学習リソース『Visible Body』はアプリをダウンロードしてタブレットやスマートフォンでも閲覧可能です。
その他にもご活用いただける資料や電子リソースを多数ご用意しておりますので、授業でご利用の際は一度、担当大瀬戸・鈴木(内線2293)までお問い合わせください。
下記の通り新規登録いたしました。URLにアクセスしていただければ全文閲覧する事ができます。
引き続き図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、和田(内線2392)、木下(内線2292)までお願いいたします。
10月分の新着EBOOK・図書リストを作成しました。
温かいお茶が欠かせない季節になりました。朝から晩まで毎日たっぷりのお茶を飲んでいます。緑茶だけでなく、ほうじ茶や紅茶、ウーロン茶など、いろんな種類があるのもお茶の魅力です。この本では、お茶のつくり方や歴史、産地など、お茶について様々な知識がちりばめられています。また、種類別にお茶のおいしい淹れ方が解説されています。お湯の温度や蒸らす時間、茶葉の保存方法など、少しの工夫でいつものお茶がよりいっそうおいしくなるようです。読んでいるとお茶が香り立ってきそうで、ぜひ試してみたくなります。
お茶に含まれるカテキン、テアニン、カフェインの効果も魅力的です。抗酸化作用、風邪の予防、アレルギー症状抑制など、おいしい上に美容・健康にもいいというのはうれしいことです。それだけでなく、リラックス効果が得られる、ストレスを軽減するなど、心理面でもいい作用があるそうです。たしかに、温かいお茶をたっぷり入れて、ゆっくり飲んでいるときはなんとも言えず落ち着きます。最近はマイボトルに入れて出先にもお茶を持ち歩いています。寒空の中、温かいお茶を飲むとホッとします。さらに肉まんなどあれば身も心もポカポカに満たされます。
寒い時期だからこそ出番の多いお茶。この本を読んで、その楽しみ方をもっと広げてみませんか?(O)
*2階閲覧室南側単行本[請求記号596.7-Omo]に配架
ようやく感じた秋の気配は何処へやら。すっかり冬に向かってまっしぐらといった今日この頃ですね。今号のニュースレタ―で終了をお知らせした『医中誌Web』臨時のリモートアクセス。皆さまの在宅勤務・在宅学習中にたくさんお問い合わせとご利用をいただいたサービスでした。この機会に『医中誌Web』を初めて使ったという方も多いかもしれません。
図書館では、文献検索や電子リソース利用等のサポートも随時行っております。当館にはヘルスサイエンス上級情報専門員がおりますので、高度な検索から基本的な検索まで、マンツーマンでもグループでもご要望に合わせたサポートが可能です。ちょっとした疑問にもいつでもお答えしますので、ご不明な点がございましたらお気軽にメインデスクにお問い合わせください。
記事または図書館に関するご意見、ご感想がございましたら、下記のアドレスまでお寄せください。
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
お問い合わせ
公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係
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電話番号:0744-23-9981
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