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更新日:2016年5月25日
No.70/2016. 5
利用者各位
初夏の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第70号をお届けします。
学内にはApple社製のMacやiPadをお使いの方が多くいらっしゃいますので、視聴覚室でプロジェクターを利用していただけるよう、以下のビデオアダプタを備えています。
Macのビデオアダプタについての詳細は、Apple社のサイト(外部サイトへリンク)をご参照ください。
このたび、館内の放送機器を一新しました。今まで目立っていたノイズがなくなり、放送時のチャイムも復活しました。同時にタイマー放送が可能となりましたので、6月から無人開館の閉館時刻直前に閉館時間の案内をさせていただく予定です。午後12時までには全員退館されますよう、よろしくご協力のほどお願いいたします。
今年の冷房の実施は、下記のとおりです。たとえ期間中であっても外気温が25℃以下の場合は、稼働いたしません。ご留意のほどよろしくお願いします。
【エネルギーセンターからの全館冷房】
実施期間:6月1日(水曜日)~ 9月19日(月曜日)
時間:8時30分~17時15分
【図書館設置のエアコン】
リモコン:2階閲覧室から書庫へ向かう階段の壁際(南北2カ所)
無人開館中に、空調(エネルギーセンター)が稼働していない場合のみ使用可。使用後は、必ずお切りください。
図書館から利用者に連絡を取る場合、教職員であれば内線または学内専用のアドレス「@naramed(ナラメド)」で十分事足ります。ところが、学生となるとナラメドを使用されている方は、ごく一部。また、携帯電話も留守番電話の設定にされていないことが多く、急を要する時、教務システムで連絡が取れなければ、なす術がありません。学生のみなさん、緊急連絡のために、せめて留守番電話の設定にしていただくよう、よろしくお願いします。
2013年4月に学位規則が改正されました。改正後の規則では博士論文はインターネットを通じ公表することが義務化されました。また公表する手段として、機関リポジトリを使うことが推奨されております。
義務化の背景には博士論文はそれぞれの大学や国立国会図書館にしか所蔵がなく、閲覧することが困難だったこと、また研究者の成果物を社会へ還元することがあげられます。
当学でも改正にあわせ当学機関リポジトリ「GINMU」から博士論文を公表しております。
これから博士号を取られる方は、学位論文(主論文)及び関連書類を教育支援課へ提出される際に併せて、GINMUへ掲載するための主論文原稿を下記の要領でご提出願います。
(1)主論文全文(著者最終稿及び出版形態の原稿の両方)
著者最終稿とは、学術雑誌(出版社)へ投稿時に著者自身が作成し、査読(Review)過程において修正等を施し、受理(Accept)された原稿(Manuscript)を言います(※出版社の中には出版形態の原稿の掲載を許可していないところもあり、そのような場合は著者最終稿を掲載いたします)。
なお、どこへも発表される予定がない場合は、論文原稿をご提出ください。
また、「やむを得ない事由」により、全文が掲載できない場合がありますが、「やむを得ない事由」が解除され次第、掲載いたします。その際にはお知らせいたします。
(2)機関リポジトリ公開について(学位論文審査手続き(甲乙共通)別記様式1)
公開にあたって、非公開事由の有無に関わらず、選択項目のいずれかを選択して□にチェックを入れて下さい。
なおGINMUに登録後も、著作権の所在は変わりません。GINMUへの登録にあたって,複製権(電子媒体への変換)および公衆送信権(ウェブサイトからの閲覧・印刷)の許諾をいただくものです。
また、提出された論文が出版社から刊行予定である場合や、特許・実用新案等の申請予定がある場合は、公開希望日を指定していただくか、あるいは以下問い合わせ先までご相談下さい。
引き続き図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、和田(内線2392)、木下(内線2292)、鈴木(内線2293)までお願いいたします。
4月分の新着図書リストを作成しました。
ご存じ手塚治虫先生の著書である本書は、手塚氏の曾祖父である手塚良庵(後に良仙)と架空の人物である伊武谷万二郎を主人公とし、自流を貫きつつもどこか冷めた目で時代を傍観している良庵と、私を殺し公を順守する万二郎の、対極的な2人の友情と、幕末の動乱に翻弄されながらも懸命に生きる様を描いています。
作中には適塾で良庵と机を並べた福沢諭吉や、戊辰戦争では万二郎の敵方となり、良庵(その頃は良仙)が従軍した西南戦争の当事者である西郷隆盛なども登場し、幕末劇としても楽しめますが、そこは医学者手塚治虫、医学に関する当時の情勢などもしっかりと描かれており、旧態依然とした幕府の御典医などの妨害を受けつつ、当時の蘭学(西洋医学)の有用性を根気強く説き、種痘所を設立した経緯なども描かれております。幕末劇と医学史をマンガで楽しみつつ学べる本書、おすすめです。(W)
*2階閲覧室南側[請求記号 726.1-Tez]に配架
ジメジメと鬱陶しい毎日。たくさんの濡れた傘で館内の床も湿りがち。1階入口には、傘袋がございます。濡れたまま持ち込まず、傘袋をご利用ください。そして使用後は、必ず【傘袋入れ】へ。
記事または図書館に関するご意見、ご感想がございましたら、下記のアドレスまでお寄せください。
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
お問い合わせ
公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係
奈良県橿原市四条町840番地
電話番号:0744-23-9981
ファックス番号:0744-23-3273