更新日:2022年4月27日
附属病院での実習について
採用までの流れ
採用の際は最低でも体験で2週間、見極めで2週間、計1ヶ月の実習を行います。
- 実習前事前面談
- どのような障害があるのか情報収集、実習中に気をつけること(配慮)
- 質問をしながら本人の発達状況を把握、会話しながら特性を知る
- 身だしなみはどうなのか、自分のことは自分でできているかを確認
- 実習現場(中央タオル)見学、タオル折りの体験
- 最後に、質問はないかを確認
- 体験実習(1日~2週間) (養護学校や体験のみの方はここまで)
- 実習初日は三つ折りまで
- 2日目から清拭タオル折り(個人差は配慮します)
- A手帳の方は、三つ折りまでが目標
- 体験実習の目標は、「楽しかった」と思ってもらえること
- 振り返り面談
- 実習をした場所と作業の内容確認(実習した感想を自分の言葉で言える)
- 実習中、困ったことはなかったか、誰に相談ができたか
- 休憩中はどのように過ごしていたか、快適に休憩時間を過ごせたか
- 係員の指導の評価(良かったところ・悪かったところ)
- 評価・課題を伝える → 就労目的実習へ
- 就労目的実習(2週間)
- ジョブコーチとして見極める判断内容(何処に配置できるかを判断)
- 根気強さ
- コミュニケーション能力
- 接遇
- 認識・理解度など
- 係員は実習生を指導することで、自分の仕事の再確認ができ、スキルアップ
- 採用(4週間の実習中で適材適所をジョブコーチが見つける)
- 採用後実際にその業務を任せるかどうかは、本人の特性や精神面・体力面などを考慮して決めていきます。
タオル折り
「中央タオル」は、実習生が必ず経験する部署であり、実習2週目には「1時間でタオル100枚」を折ることを目標にしています。これにより、採用時には全員がタオル折りができる状態になります。
なぜ、タオル折りを大切にしているのか、それは以下の点を考慮しているためです。
- 業務がマッチングできていないときやクレームがあった場合に戻れる作業場
- メンタルを回復させる場所
- 病棟等で人間関係や体調不良になり心身ともに辛くなった場合
- 安心できる居場所