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更新日:2022年8月16日
奈良県立医科大学附属病院の2013年の障害者雇用率は1.28%であり、当時の法定雇用率に全く届いていませんでした。そこで、奈良県立高等養護学校から実習生を迎え入れ、2014年に初めて知的障害のある5名を採用したところから障害者雇用が推進しました。2021年6月には障害者雇用率が3.22%となり、現在の法定雇用率を大きく上回っています。
障害者の雇用を促進し、障害者とともに地域へ貢献していく法人を目指して、2015年に部署「障害者雇用推進係」が発足し、令和4年7月現在37名(男性29名、女性8名)の係員(20~53歳)、3名の支援員(内1名ジョブコーチ)が所属しています。
障害区分 | 人数(名) |
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知的障害者(ダウン症・水頭症・てんかん発作・身体半身マヒ・聴覚を含む) | 26 |
発達障害者(アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム障害・広汎性発達障害) | 7 |
精神障害者(統合失調症・パニック障害・高次脳機能障害) | 4 |
部署 | 担当業務 |
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各病棟 28ヶ所 (精神科・集中治療室・高度救命救急センターを含む) |
車椅子・歩行器・点滴支柱棒・手すり・頭髪室・シンク清掃、水差しの消毒、パストレイの準備、ベッドメイク、退院後の環境整備、消毒綿・注射針の単体分け、ナースステーションの環境整備、使い捨てマスク・手袋・ペーパータオルの補充、処置室清掃、ビニール袋補充用の紐通し、汚染タオル・パジャマ等の回収及び清潔タオル等の納品、給茶機の清掃、入退院時の書類コピー、輸液ポンプ交換、SPD物品補充、防水シートカット、伝票処理、内着制服の配達、産着セットたたみ、授乳室・待合室の清掃、新生児用ミトン縫い、保育器洗浄、患者用洗面器消毒、ワゴン洗浄、小児玩具消毒、本の整理、患者への配膳、空ベッド移動、ナース服収納、ストレッチャー洗浄、清拭車洗浄、検体を検査部へ運搬 |
病院病理部 | 検体ブロックのバリ剥がし及び検体番号順に並べる作業 |
中央臨床検査部 | 採血管を入れるトレイ消毒 |
中央放射線部 | プロテクター清拭、シンク清掃、内着たたみ、内着をロッカーへ収納・整理整頓 |
中央内視鏡部 | 医療消耗品の定数点検及び補充、プロテクター清拭、衛生材料及びタオル類のセット組、備品点数管理、書類配布、掲示物の整理、環境整備(内視鏡部内・内視鏡部周囲)、外来ファイバー搬送 |
中央タオル折り | おしぼり・三つ折り・清拭タオル・ビニール紐通し |
外来化学療法室 | ベッドメイク、保温パックの洗浄、備品補充 |
薬剤部 | 薬剤の管理棚清掃、患者への薬説明書折りなど |
看護部(事務) | パソコンデータ入力 |
全館(19ヶ所) | デイルーム・ラウンジの清掃 |
リンパ浮腫外来 | 包帯巻き、パソコン入力 |
単発業務 | 薬入れビニール開け、インフルエンザキット袋詰め、精神科ベッドシートカット、各課郵送書類入れ・住所貼り |
人事課 | シュレッダー、パソコンデータ入力 |
コロナ患者対応業務 | 買い物代行、PCR検査キット、フェイスシールド |
係員の懸命に働く姿に、現場の医師・看護師からは、真面目で丁寧な仕事ぶりに高い評価をいただいています。そして、係員の活躍する姿は、患者さんの目にも映り、「いつもありがとう!」という言葉がかけられています。この感謝が係員の働くモチベーションや成長の源となっています。係員を信じ任せるからこそ、各部署で力を発揮しています。
また、以下のようなフォロー体制を整備し、しっかりと連携をとっています。