更新日:2020年3月18日
インパクトファクターが更新されました。
インパクトファクターが掲載されているデータベース、JCR(Journal Citation Reports)(外部サイトへリンク)2014年版が公表されました。これにより最新のインパクトファクターは2014年となります。
今回の更新に伴い、以下の2つの指標が追加されました。。
- Journal Impact Factor Percentile(インパクトファクター・パーセンタイル)
各分野内において、他のジャーナルに対する相対的な位置をパーセンタイルで示した指標です。0から100までの間の数値で表示され、数値が高いほどインパクトファクターの相対的な値が高いことを意味します。各分野のインパクトファクターのランキングにより正規化したこの指標は、分野をまたいでジャーナルの比較をすることを可能にします。
- Normalized Eigenfactor(正規化アイゲンファクター)
Eigenfactorをより分かりやすく、使いやすいものにするため、Eigenfactorのアルゴリズム自体はそのままに、倍数のスケールにより表示をする指標を開発しました。Normalized Eigenfactorは、分野内の平均スコアが1となるよう正規化されています。例えば、あるジャーナルのNormalized Eigenfactorスコアが5のとき、これは平均的なジャーナルの5倍の影響力を持つことを意味します。
また、以下の数値も追加されました。
- Percent Articles in Citable Items(Citable Items中のArticleの割合)
インパクトファクターの計算に使用される論文数のうち、Articles(原著論文)の割合を示します。ちなみにCitable Itemsは、ArticlesとReviewsに分けられています。